ものすごく丁寧に作られた感がする映画。
過去と現在という軸と、
「家庭」「謎の老人」「向かいの青年」が複雑に絡み合う今という軸
で話しが展開して行き、収束していく。
序盤見ていて分からなかったことが、
ラストにはすべて繋がり、終幕する。
#それでも、ところどころわからんシーンあったけど。。
老人の素敵な台詞と恋文は、
イタリア人ならではの表現豊かさで、
ココロに残りました。
なんで仕事を辞めたい、助けて欲しいと言われた旦那は、
夜一人で号泣していたのだろう?
リストラされ、ちょっと自暴している自分に対して、
前向きに歩き出そうとしている妻の姿によって、
自分の不甲斐なさに気付いたから?