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by kzk_n
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ラスト、コーション ○
 1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチーは、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イーに近づき暗殺を遂行する危険な任務を与えられる。さっそく身分を偽りイー夫人に接近し、冷徹で異常なほど用心深いイーを誘惑する機会を窺うチアチーだったが…。

ラスト、コーション ○_b0062116_18282314.jpg

上映時間158分。
久々の長編?を見に行ってみた。
今回はトレーラーも観ることなく、無いようについてはほとんど無知。
チョイス理由は、
 MovieWalker見てよかった!ランキングNo.1
だったから。
しかも、個人的大絶賛の「君のためなら千回でも」を抑えてのNo.1



ま、結論としては「君のためなら千回でも」のほうが面白かった。
それはさておき・・・

ジャンル的には「ロマンス/サスペンス/戦争」となってる。

個人的には「戦争」を一番強く感じる。

戦争あってのストーリーだから当然かもしれないが、
どうやら「君のためなら千回でも」見て以来、
「戦争」というものを深く考えるようになってるのかも。

この映画は、反日感情むき出しだから日本人の自分にとっては見てて辛い部分もあったけど、
日本が近隣アジアにしてきた愚考を思うと、目を背けてもいられない。

ラスト、コーション ○_b0062116_18584040.jpg
ロマンス(官能)」ということで、セックスシーンが4回もあった。
見ている最中はそんなに必要か?と思ったけど、
見終わった後にして思えば、そのセックスを通じて、
2人の関係が変わっていくところを、
見事に描いていたように思える。
エロいというよりは、2人とも綺麗だった。
#誤解を恐れずに言えば、セックスシーンに修正を入れたことが、
#この映画のクオリティを下げてしまったようにも思える。

そして「サスペンス」。
この要素があったからこそ、
二時間以上の時間をあっという間に過ごせたと思う。

最後に、新人とは思えない「タン・ウェイ」の見事な演技にも拍手。
ラスト、コーション ○_b0062116_18493993.jpg
by kzk_n | 2008-03-15 12:00 | ┣映画@2008
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